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こんにちは。豊田市で行われた外壁塗装工事、いよいよメインの塗装の様子をご紹介します。塗装は基本、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで行なっています。下塗りは下地となるシーラー剤。これは外壁を保護する役割とメインとなる樹脂塗料の接着力を高めるために塗ります。基本的に白っぽい塗料が多いです。
今回の塗料は関西ペイントRSシリーズのゴールドF。シリーズの中で一番耐久性の高いフッ素樹脂塗料です。少し値段が高くはなりますが、耐久性、また日本三大塗料メーカーの商品であるという信頼性から選んでいただきました。
中塗り・上塗りとこちらの塗料を2回塗っていきます。塗料を2度塗ることで下地剤の色が見えないようにするため、また塗料の厚みを持たせることで外壁材の耐久性を向上させるためです。塗料メーカーが推奨しているのも下塗りを入れた3回塗りが多いです。外壁材の状況によっては稀に4回塗ることもあります。塗れば塗るほど外壁に厚みが出るので耐久性が上がることは確かですが、表面の塗膜が傷んでくることタイミングは変わらないので見た目としても塗り替えが必要になりますので過剰施工とも言えます。また、厚みが出過ぎてしまうとひび割れの原因にもなります。適度な塗布量がありますのでご注意です。
こちらのお宅は元々ベージュっぽい色でしたが今回の塗装を機に思い切って色を変えました。また幕板で色を変えてツートンカラーにしました。パッとした色でかわいらしいお家が期待できますね。目地を目立たせないためにシーリング部分にも塗料を塗っています。
幕板の部分も足場をうまく利用して丁寧に丁寧に塗っていきます。外壁部分の塗布はローラーを使うことで広範囲に均等に塗ることができます。細かい箇所や部材によってはハケを使用します。外壁塗装以外でもそうですが、職人さんの使っている道具は用途によってたくさんあって興味深いですね。