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外壁塗装をお願いする時、項目に必ず上がってくるもののひとつに”高圧洗浄”があります。必ずしないといけないの?と疑問に残る人もいるかと思います。無論、昔はありませんでした。中には今でも「うちは高圧洗浄なんてやりません」と言う業者さんもいます。家の大きさによりますが高圧洗浄だけでも数万するものですのでやらない方がもちろん安くなります。ですが、この高圧洗浄は塗装するにおいて大事な役割をしています。今日は高圧洗浄について少しお話をしていきます。
高圧洗浄とは、簡単に言えば現状外壁にある塗膜を水圧で落とす作業です。壁の汚れを落としているように思われるかと思いますが、そうでもないんですね。もちろん併せて壁のコケや汚れを落としています。塗装することによって外壁の表面に塗膜が出来るのですが、時間が経つとともに表面に白い粉がついてきます。みなさんのお家はどうですか?これは塗膜が劣化してできるもので塗膜内の成分が日ごろ当たっている太陽光により分離して粉状になるわけです。これをチョーキング現象といいますが、このチョーキング現象が起こっている外壁に新しい塗料を塗ってもすぐに剥がれてしまいます。古い塗膜には新しい塗膜が付きにくくなってしまうのです。せっかく新しく外壁塗装してもすぐに剥がれてしまったらもったいないですよね。そういった事態を防ぐために高圧洗浄をし、古くなった塗膜を一度全部落としているのです。ちなみにその水圧ですが、壁にこびりついた汚れまでも落ちるのでかなりの威力があります。今ではバイオ洗浄という、水にバイオ洗剤という薬が混ざっているものを使った高圧洗浄もありますが、大抵の汚れは普通の高圧洗浄で落ちると言われています。