サイディングについて
サイディングについて書きたいと思います。サイディングには窯業系・金属系・樹脂系・木質系とありますが、今回はその中でも窯業系のサイディングについてです。窯業系はセメント質と繊維質などの原料を板状に形成した外壁材で、現在建てられている7割以上大半の家の外壁で使われています。
特徴としては、価格帯はコストを抑えたものが多く、デザイン性もシンプルなものからタイル調や石積調、木目調など様々な種類のものがあり幅広いコーディネートに対応できます。中にはサイディングの上に現場で塗装を行う無塗装のタイプもあります。他にもより性能の高いサイディングもあり、汚れを防ぐために光触媒塗装などを施したり、継ぎ目にコーキングを使用しない高価なサイディングもあります。
普及しているサイディングはコストを抑えたものがしめていますが、メンテナンスとしては10年ほどで、継ぎ目のコーキングが劣化し打替えたり、表面の塗膜が劣化し再塗装が必要になります。ここで問題になりやすいのはデザイン性についてです。再塗装をする場合、塗装色は単色しかないため、元々様々な色が使われているサイディングだと同じような塗装を施すことが難しいです。後々のことも考えて外壁材を選ばれたほうがいいと思います。
他の外壁材についても後々書いていきたいと思います。