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土は古くから外壁の材料として使用されてきました。しかし、最近ではサイディングなどの普及により、少なくなりつつある外壁材となっています。土壁作りは、竹小舞を柱の間に編むことから始まります。そして、外壁から粘土と砂と藁スサを混ぜたものを塗り、荒壁を作ります。その後、10日ぐらい放置していると、荒壁の表面に均一に収縮による割れが生じてきます。その均一な割れが生じた荒壁に、室内側から裏返し塗りを行い、最後に屋外側から大直しを行い完成です。非常に手間と時間と、職人技が必要ですので、現在ではあまり採用されていません。防火や地震のことを考えると、サイディングに劣ってしまう点や、都心部では建築確認申請を通すことが難しくなってしまっている点がネックになっているのでしょう。