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今も昔もかわらずある漆喰壁
昔から長くあるということは、それだけメリットと耐久力がある外壁のひとつであります。その耐久力は100年以上もつとも言われている漆喰壁。ですが、その壁を100年以上持たせるには、メンテナンスが必要です。
まずクラック(ひび)が入ることがよくあります。これは塗り壁は基本的に起こる現象で、大きなクラックは雨漏りの原因になったりするので注意する必要があります。しかしヘアークラックという毛がくっついたかのような小さなひび割れは、塗り壁の表面が乾燥するときに収縮することで起こるものです。これは別段こわがる必要はありません、ここに水がかかったとしても、なかまで入りこむということはありませんのでご安心ください。
さてそんな漆喰のメンテナンスですが、基本的には増し塗り、部分塗りになります。すでに大きなクラックが入っている場合は専門の業者さんに相談しましょう。専門とは、外壁塗装、工務店、リフォーム会社になります。左官屋さんの知人がいたらいいのですがね。
あまり馴染みがないかもしれませんが、外壁塗装やさんでも漆喰の壁のメンテナンスは行うことができます。漆喰など塗り壁に適した塗料というものがありますので、問題なくメンテナンスをできます。全面補修がしたい場合などは適した方法です。
そして最後に自分で部分補修するということもできます。問題となるクラックのまわりに、水で溶いた漆喰を重ねて塗るだけです。室内の壁は楽なのですが、外壁となると2階部分に届かないや、屋根に登るのは落下の危険性があり大変です。なのでできるならば業者さんにお任せするのが一番いいと思います。たまに屋根の様子を見に行った人が落ちて亡くなった等のニュースを見ますが、屋根の上や足場上は非常に危険な場所です。くれぐれも無理はしないようにしましょう。