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サイディングの特徴(窒素系サイディング)
サイディング・ALC・タイル・セメントモルタル塗り・・土塗り・羽目板と他にもありますが、一般的に選ばれる外壁材の種類としては、これぐらいでしょう。
それぞれ長所、短所がありますので、詳しくお話します。
今回はサイディングの特徴についてです。
サイディングの主な種類として、窒素系と金属系の2種類があります。
窒素系サイディングは、セメント質と繊維質を主な原料で作られます。
セメントなどの原料を釜で圧力をかけながら、高温で成形し、それを養生すると完成です。
成形のときに型を付けることで、タイル風にしたり、石積みの雰囲気を出すことが可能です。
最近、サイディングのJIS規格が変更となり、14mm以上でないといけなくなりましたが、サイディングにデザインを施したデザインサイディングは16mm以上が主流です。
当然、薄いほうが安くなりますが、歪などの不具合、見た目の重厚感、防音効果などに影響を与えるので、しっかり選びましょう。
ショールームなどで確認して頂くと分かりますが、厚みが厚いものの方がタイルや石目調のデザインが本物らしくなります。
ちなみに価格ですが、14mmから16mmの変更によって、40坪ぐらいの住宅であれば、100万円以上はアップするようですので、家を建てる予算と相談する必要はあるようです。
また、成形した際には色が付いていないため、工場や現場で塗装を行います。
その塗装の方法によって、メンテナンスに掛かる費用が変わってきます。
メンテナンスは、外壁の塗り直しを気にされる方は、多いですが、目地から水が浸入するのを防ぐコーキング材は5~7年程度で割れたり、収縮して隙間が開いたり
しますので、外壁の塗り直し以上に気にする必要があります。