値段の低い塗料は、悪いわけではありません。
外壁塗装といえば、まずどんな塗料を使うのかというのが悩みになりますよね。
そこで塗料の性能というのは、専門職の人以外はわかりにくいものです。
その中で選ぶために重要になってくるのが値段の違いです。
値段の低いものは高いものに性能で劣っている場合が多いです。
では高い塗料を使った方がいいの?
そんなことはありません。性能の高さはとても大切ですが、もちろんコストパフォーマンスも大事です。
違う面から考えるとこんな考え方もできます。
とっても心配性なAさんは、外壁塗装を10年ぐらいたつと外壁塗料が劣化していないか心配になってしまいます。見た目でわかるような劣化が生じる前に塗り替えがしたいです。
こんな人がいたとしましょう。10年ほどで塗り替えをしたいのに耐久年数が20年を超えるような塗料を塗っても、やはり心配になってしまいます。ならば、最初から十数年の耐久力の塗料を使えば良いのです。まだまだ持つのに塗り替えてしまうと、そのぶん無駄な消費になってしまいます。
ちがうところには、デザイナーのBさんがいます。
Bさんは、10年経つ前に色を変えたくて仕方なくなってしまいます。何回も色を変えて、新築のように綺麗なお家が楽しみなのです。こういう方もどうよう耐久力ではなく、発色のよさであったり、色が変わるということに意味を見出しているので、耐久力を求める必要はありません。
以上は極端なたとえ話ですが、実際自分たちはなぜ外壁塗装をしたいのかということが重要になります。見た目を綺麗にしたいのか。色を変えたかったのか。
そういう根本的な部分を、たくさんの塗料や色見本に囲まれて話していると忘れてしまうことも多いのです。外壁塗装をするときは、自分たちが初め何を解決してくて工事するのかを忘れないようにしましょう。そうすることで自分たちにあった工事内容が選べるのです。