カラーベスト塗装にはファインパーフェクトベスト【岡崎市】
家の中で最も過酷な環境に晒されている場所と言えば、屋根です。
雨、雪も降ります。 暑い夏は表面温度が80℃に迫ります。寒い冬は氷点下になりますし、地域によっては頻繁な降雪にも晒されることでしょう。塗膜を傷める紫外線の量も半端ではありません。
屋根塗装の塗料にはこういった過酷な自然に立ち向かう耐候性と耐久性が必要になります。「綺麗な屋根をできるだけ長く保ちたい」というお客様の理想を実現する屋根塗装用の塗料が「ファインパーフェクトベスト」です。
名称の一部である「ベスト」は「カラーベスト」の「ベスト」であり、スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根専用であることを示しています(金属屋根にも使用できます)。
ファインパーフェクトベストの最大の特徴はラジカル制御技術によって紫外線による塗膜の劣化を防ぐ事です!
外壁に比べて屋根は絶対的に紫外線に晒される期間が長くなります。
スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根の表面の塗膜も例外ではありません。塗膜の色の元である顔料、それに含まれる酸化チタンは紫外線を吸収するとラジカルを発生します。このラジカルはさまざまなものを破壊してしまう性質を持っており、塗膜も例外ではありません。
その結果がチョーキングなどの塗膜の風化現象に繋がるのです。
そこで、ファインパーフェクトベストはこのラジカルの発生を制御する2つの仕組みを備えています。
ここで補足ですが、実は「酸化チタン」は身近な顔料なんです
ここでファインパーフェクトベストが塗膜の劣化を防ぐ仕組みをご説明いたします。 ラジカルを発生させない2つの機能の、1つ目が 酸化チタンが紫外線に当たらないようコーティングします。
酸化チタンを紫外線が当たらないようにコーティングしてしまえば、ラジカルの発生を防ぐことができます。酸化チタンは白色顔料であり、発色を良くするため、白以外の塗料にも多く含まれています。
日本ペイントでは酸化チタンをコーティングする技術を開発しました。もちろん、発色には影響しません。
次に2つ目は ラジカルを吸収する光安定剤を配合しちます。
酸化チタンに紫外線があたり、ラジカルが発生したとしても、そのラジカルを抑制する物質が待ち受けていれば、塗膜の破壊を防ぐことができます。
日本ペイントではこのラジカルを抑制する光安定剤を開発しました。光安定剤がラジカルを押さえ込むことによって、塗膜を破壊するという化学変化を抑えます。ファインパーフェクトベストには光安定剤が配合されています。
今回はここまで、また次回続きを書きたいと思います。